宮本法子
【読書感想文:ティール組織】
会社の方向性と示されたティール組織。文の配置や挿絵、差し色なども今までと大きく異なったことも合わせ、新たな取り組みを肌で感じながら読み進めた図書でした。
ティール組織への過程である、レッド、オレンジ、グリーン、またそれぞれの型について
は様々な組織や会社、また家庭などに当てはめて、それぞれの分野においてどのような現状であるのかを知り、さらにどのような変革が必要なのか考えるきっかけになりました。実現のためのブレイクスルーではフロイトの精神分析論を読んでいる感覚に、物事を“知る”には“量の質と多さ”の必要性と感じました。
時代の変化に伴い必要な組織の在り方も変化していきます。それは今ここで取り組むことはいずれ退化していくことなり、退化があって初めて進化(変化)することができるということです。ザッポス同様に“変化はコントロールすることはできない、できるのはその先頭に立つことだけ”。今の取り組みが大切な未来に繋がるよう“変化を好み成長が喜びである”自分で在りたいと思います。
新たなものへの挑戦と方向性。それに今必要なものを明確に提示し、共通性を再確認させて頂ける図書と社長にはいつも感謝します。